炭酸を飲むと口の中がピリッと痛く感じる理由|泡だけが原因じゃない?

炭酸を飲むと、
口の中がピリッと痛く感じることはありませんか?

シュワシュワして気持ちいいけれど、
強い炭酸だと舌や口の中が少し痛く感じることもありますよね。

実はあれ、
泡がはじけているだけが原因ではありません。

炭酸に含まれる二酸化炭素が、
口の中で刺激を作り、
神経が反応することでピリッと感じると考えられています。

つまり炭酸の痛みは、
ただのシュワシュワではなく、
刺激に反応した体の感覚なんです。

炭酸のピリピリは泡だけではない

炭酸飲料を飲むと、
口の中で泡がはじけます。

そのため、
「炭酸の刺激は泡が当たっているから」
と思いやすいですよね。

もちろん、泡の感覚も炭酸らしさに関係しています。

でも、炭酸のピリッとした刺激は、
泡の物理的な刺激だけで説明できるわけではありません。

研究では、炭酸水の刺激は、
二酸化炭素が口の中で炭酸に変わり、
神経を刺激することと関係するとされています。

二酸化炭素が口の中で刺激になる

炭酸飲料には、
二酸化炭素が溶け込んでいます。

この二酸化炭素が口の中に入ると、
口の中の酵素の働きによって、
炭酸という刺激につながる成分が作られます。

その結果、
口の中の神経が刺激され、
ピリピリ、チクチク、少し痛いような感覚が生まれます。

日本獣医生命科学大学の解説でも、
炭酸水のシュワシュワした刺激は、
口腔内の炭酸脱水酵素の働きで生じるイオンが三叉神経を刺激することと説明されています。

三叉神経が刺激を感じている

炭酸のピリッとした感覚には、
「三叉神経」という神経が関係しています。

三叉神経は、
顔や口の中の刺激を感じる神経です。

熱い、冷たい、痛い、ピリピリする。
こうした感覚に関わっています。

炭酸の二酸化炭素によって生じた刺激が、
口の中の神経に伝わることで、
「痛いようなシュワシュワ」として感じられるのです。

炭酸飲料による口の刺激は、
口腔内の組織や神経終末の酸性化と関係するという説明もあります。

泡がなくても刺激を感じることがある

面白いのは、
炭酸の刺激には泡が絶対に必要というわけではないことです。

泡ができにくい条件でも、
炭酸のピリッとした刺激を感じることがあると報告されています。

つまり、炭酸の痛みは、
「泡が舌に当たっているから」だけではなく、
二酸化炭素が作る化学的な刺激が大きく関係しているのです。

強い炭酸ほど痛く感じやすい理由

炭酸が強い飲み物ほど、
口の中がピリッとしやすいですよね。

これは、含まれる二酸化炭素が多いほど、
口の中で刺激が強くなりやすいからです。

また、冷たい炭酸は、
冷たさの刺激も加わるため、
より強く感じることがあります。

人によっては、
強炭酸を飲むと舌や喉が痛いと感じることもあります。

感じ方には個人差がありますが、
それは体が刺激に反応している自然な感覚です。

まとめ

炭酸を飲むと、
口の中がピリッと痛く感じることがあります。

実はあれは、
泡がはじけているだけが原因ではありません。

炭酸に含まれる二酸化炭素が、
口の中で刺激を作り、
神経が反応することでピリッと感じると考えられています。

つまり炭酸の痛みは、
ただのシュワシュワではなく、
刺激に反応した体の感覚なんです。

炭酸を飲んだときのあのピリピリにも、
ちゃんと体の仕組みが関係しているんですね。


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