花火の色って、
どうやって決まるか知っていますか?
夜空に広がる赤、青、緑、黄色の光。
どれもきれいですが、
実はあの色は偶然出ているわけではありません。
ポイントは、
火薬に混ぜる金属の種類です。
花火は燃えるとき、
混ぜた金属によって出る光の色が変わります。
つまり、花火の色は、
火薬の中に入っている金属が作っているんです。
花火の色は金属で変わる
花火の中には、
色を出すための火薬が入っています。
その火薬には、
金属の成分が混ぜられています。
この金属が燃えると、
それぞれ決まった色の光を出します。
たとえば、
赤っぽい色を出す金属。
緑っぽい色を出す金属。
青っぽい色を出す金属。
金属の種類によって、
夜空に広がる色が変わるのです。
炎色反応というしくみ
金属が燃えるときに、
決まった色の光を出す現象を
「炎色反応」といいます。
理科の実験で、
金属を火に近づけると炎の色が変わる、
という話を聞いたことがあるかもしれません。
花火も、この炎色反応を利用しています。
つまり、花火の色は、
ただ火が燃えている色ではなく、
金属が出す光の色なんです。
赤・青・緑は何でできている?
花火でよく使われる色には、
代表的な金属があります。
たとえば、
- 赤:ストロンチウム
- 黄色:ナトリウム
- 緑:バリウム
- 青:銅
といった金属の成分が、
花火の色づくりに使われます。
大阪市立科学館でも、花火の基本色として、赤はストロンチウム化合物、黄はナトリウム化合物、緑はバリウム化合物、青は銅化合物と説明されています。
色を混ぜていろいろな花火になる
花火は、
ひとつの金属だけで色を出しているわけではありません。
いくつかの金属を組み合わせることで、
オレンジや紫、白っぽい光など、
さまざまな色を作ることができます。
たとえば、
ストロンチウムの赤と、
ナトリウムの黄色を組み合わせると、
オレンジっぽい色に近づきます。
銅とストロンチウムを組み合わせると、
紫っぽい色を作ることもあります。
USGSも、ストロンチウムは赤、バリウムは緑、銅は青、ナトリウムは黄色を生み、複数の元素を混ぜることで別の色も作られると説明しています。
青い花火は少し難しい
花火の中でも、
青色はきれいに出すのが難しい色と言われています。
青を出すには銅の成分が使われますが、
温度が高すぎたり条件が合わなかったりすると、
きれいな青になりにくいことがあります。
そのため、青い花火は、
花火師の技術が表れやすい色とも言えます。
NC State Universityの解説でも、銅の塩は青色に使われる一方、温度条件などのため青い花火は作るのが難しい色だと説明されています。
花火は科学と職人技でできている
花火を見ると、
ただきれいだなと思いますよね。
でも、その色の裏側には、
金属の性質や炎色反応という科学があります。
そして、どの金属をどのくらい使うか、
どんな順番で燃えるようにするか、
どんな形に開かせるかは、
花火師の工夫や技術によって決まります。
つまり花火は、
科学と職人技が合わさってできているものなんです。
まとめ
花火の色は、
火薬に混ぜる金属の種類によって変わります。
金属が燃えるときに、
それぞれ決まった色の光を出す
「炎色反応」というしくみが使われています。
代表的な色では、
- 赤はストロンチウム
- 黄色はナトリウム
- 緑はバリウム
- 青は銅
が関係しています。
つまり花火の色は、
ただ火が燃えている色ではなく、
金属が出す光の色なんです。
次に花火を見るときは、
「この色はどんな金属で作られているんだろう?」
と思いながら見ると、
夜空の花火が少し違って見えるかもしれません。
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夜空の花火をゆっくり楽しむために、
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